秋の和歌山・高野山2012(前編)

sakura さくらで~す。

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yuki ゆきで~す。

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 東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

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sakura  紅葉というと関西では、

まず第一に京都を思い浮かべるけど、

ニュースで高野山(和歌山県)の紅葉を

紹介してたので行ってきました。

南海高野線「難波」駅を出発。

この時は「橋本」駅で「高野山」行

(正確には「極楽橋」駅行)の電車に乗り換え。

(勿論、時間によっては「難波」駅~「極楽橋」駅、直通の電車もあるよ。)

終点の「極楽橋」駅でケーブルカーに乗り、

目的地の「高野山」駅に到着。

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難波駅~極楽橋駅 普通運賃850円(特急なら760円追加)。

極楽橋駅~高野山駅 ケーブルカー380円。

到着までは約1時間36分、特急ならば12分ほど早く到着する。

私はもったいないので、特急に乗らずのんびり行ったよ。

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yuki 車窓の風景も色づいてる木々が見られるね。

(下の写真)

和歌山に近づくと山々が近づいてくる。

柿の木の畑がたくさんあるね(下の写真)。

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sakura  

「富有柿(ふゆうがき)」が

和歌山の方でもたくさん栽培されてるみたいだね。

ちなみに「富有柿」は岐阜県瑞穂市で発見され、

甘くて果肉が柔らかく美味しいため全国に広まったらしいよ。

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yuki 

「橋本道路(24号線)」が見えてきたね。

(下の写真)

下の写真で奥に左右に走ってる高架道路は「高野街道(371号線)」。

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sakura  

「橋本」駅に到着。

下は駅に到着直前に見えたレンガ造りの建物。

下は南海電鉄の点検作業車。

下は南海線「橋本」駅の表示板。

ここから次第に山を登ってゆくので標高が各駅に表示されてる。

「橋本」駅は標高92m。

下は「こうや花鉄道」のヘッドプレートを付けた車両(回送車だけどね)。

「しゃくなげ」の花のデザイン。

車両側面にも「しゃくなげ」の花のイラストがあるよ。

南海「橋本」駅の奥のホームは

JR和歌山線「橋本」駅なのでJRの電車が走ってる。

右の方には「柿の里 橋本市」の看板。

(下の写真)

下は南海「橋本」発~「なんば」行き急行。

南海「こうや」号特急列車が「橋本」駅に到着。

(下の写真)

特急料金を別に払って、特急に乗れば一足速く「極楽橋」駅に到着できるけど、

わたしたちは下の「快速急行」に乗ったよ。

「橋本」駅を出てから徐々に山を登って行くからか、カーブが多いからか

車輪がレールをこする音が大きく聞こえる。

大きなカーブなので前方の自分たちが走ってゆく線路が見える。

(下の写真)

途中の駅ですれ違った「こうや花鉄道」のヘッドプレートを付けた電車。

(下の写真)

こちらは、「コスモス」の花のデザイン。

下は変電所?

車窓から紀ノ川上流の不動谷川が見える。

(下の写真)

温泉は無いと思うけど、温泉旅館みたいなひなびた雰囲気。

(下の写真)

さらに山の中へ…

下はミラーに映る私たちが乗ってる列車。

新旧の特急車両が揃い踏み(下の写真)。

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yuki 

南海高野線の終点「極楽橋」駅に到着。

ここは標高538m。

少し歩いてケーブル乗り場に…(下の写真)

ゆきはケーブルに乗るのは初めてかも。

階段がそのままホームになってるんだね。(下の写真)

下の写真はホームから上のほうを撮ったもの。

ケーブルカーというのに、線路のケーブルの滑車にはケーブルがないね。

(下の写真)

ケーブルカーがあまり待たずに到着。22号車のようだね。

(下の写真)

ケーブルカーに乗車し、前方を見たらレールに1本、ケーブルが…・

(下の写真)

このケーブルがこの車両を山の上まで引き上げてるんだね。

ちなみに、ロープから吊り下げられたゴンドラが山頂に登る乗り物もケーブルカーだって。

ゆきは、それはロープウエイという乗り物だと思ってたよ。

運転席の横にはスペースがあり、座席は無いけど、前方がよく見える特等席。

(下の写真)

下の写真は前方の景色。

下は左側の山の斜面の標識。

車内アナウンスも無くて、見逃す所だったよ。

東京スカイツリーと同じ標高と言うことだね。

前方にすれ違うための2本のレール。

(下の写真)

すれ違うのは21号車。

(下の写真)

21号車とすれ違ってからは、レールのケーブルは2本になってるね。

(下の写真)

色づく木々も増えてきたような気がするね。

(下の写真)

終点が見えてきたよ。

(下の写真)

「高野山」駅に到着。

(下の写真)

 「ようこそ世界遺産へ…」ののぼりがお出迎え。

(下の写真)

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sakura  

下は南海鋼索線「高野山」駅の外観。

標高は867m。

「高野山」駅を出て、

左側の蛇行した道を歩いてゆこうと思ったら、

バス専用道路。

人間も自動車も通行禁止。

右側へ行く広い道路は、

自動車も人も通行できるみたいだけど、

大回りになって時間がかかるみたい。

(「大門」までの距離が3kmで約55分かかるみたい。)

仕方が無いのでバスで行くことに。

バスに乗るのは基本的に嫌いだけど仕方ないね。

何度も乗下車しないと思って迷ったけど、

結局1日フリー乗車券を購入。

大人一人800円。

(下の写真)

バスは観光客で一杯だったけど、

途中のバス停でたくさん人が降りていった。

高野山が世界遺産に選ばれたせいで、

バスのアナウンスは日本語、フランス語、中国語の3ヶ国語で行われていたよ。

(下の写真)

場所はよくわからなかったけど、

終点で下車。

「奥之院前」停留所

「中の橋」という所みたい。

(下の写真)

旅行に行くときはネットで地図は見てくるけど、基本は行き当たりばったり。

ここから「奥之院」に行けるみたい。

(下の写真)

案内所の前に変なキャラのPOPが…

(下の写真)

高野山のマスコットキャラクター。

3年後の2015年の「高野山開創1200年記念」のキャラらしい。

実はケーブルカーで登ってきたときに撮影した

634mの標識にも写ってたけど、

撮影したときには気づかなかった。

こうやくんグッズも…

(下の写真)

下の看板の→のように歩いたよ。

詳しい移動経路は下の→

両側に灯篭があって、非常におごそかな感じ。

(下の写真)

「しろあり」のお墓を発見。(下の写真)

たまたま一緒にいたバスツアーのガイドさんも、

「本当にしろありのお墓です。」と言ってたよ。

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sakura 

上のお墓の写真で、大阪の人にはちょっと違和感があります。

なんでしょうか?

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yuki お供えしてるお花が違うかな?

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sakura その通り。

大阪では墓花(はか)に榊(さかき)、しきび(しきみ)をお供えすることが多い。

ここ高野山では「高野槇(こうやまき)」がたくさん自生しており、

手に入れやすく、長持ちするから墓花に使ってるみたいだね。

下が「高野槇(こうやまき)」の木だよ。

月面着陸船を飛ばした「サターン5型ロケット」の形をした慰霊塔も。

(下の写真)

会社のマークの「福助」をあしらった慰霊碑。(下の写真)

下はかなり巨大な慰霊碑。

高野山に登って初めて、美しい紅葉に巡りあえた。(下の写真)

日産自動車の慰霊碑。(下の写真)

有名な企業の慰霊碑がたくさん見られる。

紅葉した木に近づく。(下の写真)

赤く色づいた木下には、青々とした苔が…

かたつむりの壊れた貝殻も…

(下の写真)

仰ぎ見れば赤く色づいた葉。(下の写真)

全てが紅葉した訳でなく、緑色の葉も、黄色の葉も、更に赤く色づいた葉もあり…

(下の写真)

朱塗りの橋とモミジも景色としては良かったけど、

観光客が一杯で、ちょっとね…

(下の写真)

朱塗りの橋のたもとの

イチョウの黄色い色が目に飛び込んでくる。

(下の写真)

全ての葉がみごとに黄色で埋め尽くされてる。

(下の写真)

下はイチョウの向こうに見える赤いモミジとのコントラスト。(下の写真)

イチョウの葉を拡大すると「スカート」の形をしてるのでメスの木。(下の写真)

オスの木は「短パン(もしくは袴)」のように股の部分の切れ込みがある。

イチョウの近くのモミジもきれいに色づいてる。(下の写真)

ススキとモミジの対比も、いかにも日本の秋景色だね。

(下の写真)

下は朱色の橋を渡ってすぐの「英霊殿」。

大東亜戦争(太平洋戦争)の戦死者を弔ってる建物。

赤く色づいたモミジが鮮烈。

(下の写真)

朱色の橋は「平和橋」という名前。

(下の写真)

平和橋からの眺め。(下の写真)

下はキリングループの供養塔。

「奥之院」へ向かって歩くと、薄暗い森の中を歩くような雰囲気に…(下の写真)

太い杉の樹がたくさん見られるけど、

下の看板にあるように番号がつけられた杉の樹は特別に保護されてるみたい。

薄暗い参道だけど、

下は石畳で歩きやすい(下の写真)

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yuki 

下は松尾芭蕉の句碑。

ゆきには難しくて読めない。

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sakura  

「父母のしきりに恋し雉子(きじ)の声」と書かれてるみたい。

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yuki さくらは賢いね。

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sakura 

ネットで調べただけだよ。

お地蔵さんもたくさんあるね。

(下の写真)

下は加賀藩前田利長のお墓。

写真は基本オートで撮ってるから、

かなり明るく写るけど、

現場の雰囲気を出すために

掲載の写真は暗めに調整してます。

下の写真はほんとはもっと薄暗い感じ。

下の写真はかなり現場の雰囲気が出てます。

下は徳川家康の次男・結城(松平)秀康のお墓。

重要文化財。

本当は上の写真ぐらい暗い。

(下の写真)

空を見上げると回りは大木だらけ(下の写真)

下は国会議事堂の赤絨毯を作り、

全国の鉄道の座席シートのかなりの割合を作っている住江織物の墓所。

下は「奥之院」の手前の休憩所。

下は御供所。

下は護座堂。

下の手水鉢(ちょうずばち)に子供の服が掛けられてる。

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yuki 何かのおまじない?

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sakura ただの手を拭くタオルみたい。

下の写真の左側が水向地蔵。

多くの人がお祈りをしてる。(下の写真)

下の橋は「御廟橋(ごびょうばし)」。

下の立て札にあるように、

この橋から先は禁煙・写真撮影禁止・飲食禁止・浴衣、丹前、肌着姿での参詣禁止。

帽子も脱いでくださいとのこと。

「奥之院御廟」は撮影禁止なので、

上の写真を拡大すると下のような場所です。

階段の左上にいらっしゃるお坊様がお香を配ってます。

手にしたお香をお線香にふりかけてお祈りします。

「奥之院御廟」は弘法大師様のお墓です。

 「奥之院御廟」からは同じ道をUターン。

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yuki 

下のような苔むした状態は趣があるけど、そのままでいいのかな。

普通のお墓だったらきれいに掃除するんだけどね。

 

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sakura 

また苔を接写。

さっきの苔とは別の種類みたい。

下の写真のように

木製の塔婆が立ててあるお墓は、

今の日本で一般的な火葬ではなく、

アメリカやヨーロッパに多い土葬のお墓らしいです。

たまたま隣にいたツアーガイドさんが言ってました。

中睦まじいお地蔵。(下の写真)

仲良し地蔵。

わたしは行かなかったけど、この「奥之院」には

大岡越前守、武田信玄、伊達政宗、石田光成、明智光秀、千姫、

織田信長、豊臣家の供養碑があるみたい。

戦国~江戸時代の武将に興味がある人は探してみてね。

薄暗い「奥之院」からの参道を抜けるといきなり色鮮やかな紅葉が… (下の写真)

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yuki やっと「奥之院前」の「中の橋」まで戻ってきたよ。

(下の写真)

 

バスで来た道を戻ります。(下の写真)

下の写真の右の道へ行くと戦国武将たちのお墓があるようです。

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sakura 木に絡まったツタがきれいなので撮ってみました。

(下の写真)

オミナエシ(女郎花)だと思って撮ったら

オトコエシ(男郎花)のようです。(下の写真)

オミナエシは黄色い花でした。

元来た道をどんどん進む。

奥の車は駐車してる車。

走ってる車ではないよ。

(下の写真)

初めての分岐路に到着。

確か右から来たので右へ行く。(下の写真)

(左の道を行っても同じ道に合流するみたい。)

「一の橋口」に到着。

下の写真の右側の橋が「一の橋」。

本来は「一の橋」を渡ってここから「奥之院御廟」にお参りするみたい。

「一の橋」の横の紅葉が非常に美しい。(下の写真)

奥に見えるのが「「一の橋」。(下の写真)

看板と電話BOXがじゃまだね。

下の案内図のように「一の橋」まで行った所で「前編」は終了。 

秋の和歌山・高野山2012(後編)をお楽しみに。

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